2010 年 02 月 11 日「脱亜論」の位置づけについて(問い合わせ)

2015-03-12

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平山氏より、大学時代の友人から「脱亜論」の解釈について問い合わせがあったとのメールが届きました。勤務校名と個人名をイニシャルとすれば本サイトに掲載を許していただけるとのことで、その部分のみを修正した形でアップします。I氏のご協力に感謝します。

このメールの返信として、2010 年 02 月 12 日「脱亜論」の位置づけについて(返信)が書かれています。

2010 年 02 月 11 日

千葉県立N高校で日本史を担当しているIと申します。というよりは慶應義塾では国史学 専攻の3年の時に一緒に韓国旅行をしたIです。覚えてらっしゃいますか?

このたび、新書『福沢諭吉の真実』を最近読ませていただきました。

昨年末、宮地正人 - Wikipedia氏の歴史教育者協議会での講演『福沢諭吉をどう位置づけるか-日本近代史の見方』を 聞いて以来、また、大学卒業後25年をという区切りを迎える今年、高校教科書でも取り 上げられる『脱亜論』をきちんととらえなおそうと考えていた所で出会うことができました。

朝日新聞で安川寿之輔 - Wikipedia氏と論争をなさっていたとのことですが、通常、毎日新聞を読ん でいるので、その活躍ぶりは失礼ながら知りませんでした。

さて、推論の部分があるのは多少気になりますが、いままで、気がつかなかった点に着眼 されていて、なによりも、福澤諭吉の前半と後半のギャップに悩む塾員の日本史教師とし ては目から鱗が落ちる思いでもあります。

その昔、神山四郎の史学概論の授業で苦しそうに「日露戦争まで生きていたら、福澤先 生は異なる発言をしたのでは」というような表現をしていたことを思い出しました。

ところで、安川氏との論争については、その後、どのような結果になっているのでしょうか。 あるいは論争継続中ですか。私どものような一般の者でも、それを追うことが可能であれば、 教えていただけると幸いです。

また大変図々しい事ですが、冒頭に申し上げたように『脱亜論』の授業での位置づけをと らえなおそうと考えている所ですが、何か良い参考文献など教えていただけると大変助か ります。

最後の段落はとても図々しい事なので気になさらないでください。著者の紹介の欄を見て 懐かしく思い出し、静岡県立大学のサイトでアドレスを発見したのでメールした次第です。 今後のご活躍をお祈り申し上げます。

N高校  I