DvorakJ が最新情報を取得する処理と、最新情報を通知する処理、プロキシの設定の三点を説明します。 DvorakJ は、インターネット上のテキストファイルの内容と、 DvorakJ のソフトウェアに収録している version.ini の内容をもとにソフトウェアが最新版かどうかを判定しています。
DvorakJ はインターネット上から更新情報を取得します。 具体的には、./data/version.iniの設定を読み込み、 the_latest_info_urlで設定されている url にアクセスして日付の情報を取り出して、ソフトウェアの最新情報を取得しています。 初期設定では以下のurlにアクセスするします。
つぎに、インターネット上から取得した日時の情報と、./data/version.iniの current_versionで設定されている情報を比較します。
インターネット上の版の情報が新しければ、./data/version.iniの history_url で設定されている url にアクセスして更新履歴を取得します。 初期設定では以下の url にアクセスします。
つづけて、取得した更新履歴と上述の current_versionの情報を照らし合わせて、新たに更新された分の履歴を表示します。
そしてユーザーが最新の版を導入する処理を選択したときには、the_latest_file_urlで設定されている url にアクセスします。 初期設定では以下のurlにアクセスするします。
メニューバーにある「ヘルプ(H)」の「DvorakJ の更新情報を取得する(U)」を選択すると、上記の手順で取得したソフトウェアの最新情報をもとに、新しい版が公開されているかどうかを調べます。
DvorakJ.exe と同じフォルダにある DvorakJ_Updater.exe を単独で起動すれば、新しい版が公開されているときに、ソフトウェアを自動的に更新します。 新しい版が公開されていなかったときと、更新処理が終了したときには、DvorakJ.exe が自動的に起動されます。
.\user\proxy_server.txt が存在すれば、DvorakJ Updater は原則としてプロキシを使用します。 .\user\_proxy_server.txt を .\user\proxy_server.txt へとファイル名を変更してください。
サーバーとホストを半角コロンで区切って当該ファイルに設定を記述します。 たとえば、以下のように記述すると、サーバー localhost、ホスト 8080 のプロキシを設定します。
localhost:8080
ただし、autoという設定を読み込んだときには、Internet Explorer (インターネット・オプション)のプロキシの設定を使用します。 このとき、Internet Explorer (インターネット・オプション)でプロキシを設定していないならば、DvorakJ Updater もプロキシを使用しません。
なお、行の冒頭に ; があればその行の設定を読み込みません。