福沢諭吉は なぜ 嫌われるのか? ----- それは ----- 金持ちの 都会人 を ----- 優遇するから ----- だが ----- それは ----- 違う ----- @@発表する人 静岡県立大学 国際関係学部 平山洋 ひらやまよう@@ ----- 福沢諭吉は ----- 田舎の ----- 貧乏な ----- 家の出だった ----- 勉強して 能力を 高められれば ----- 誰でも 豊かになれる ----- それが 『学問のすすめ』 の中身 ----- 福沢諭吉は 江戸時代が終わる 30年ほど前に 生まれた ----- 故郷は九州 今の大分県 ----- 母子家庭で 5人兄弟の 末っ子 ----- 低い身分の 武士の家で 仕事は ----- 門番 ----- そんな人生は ----- 嫌だ ----- 家老の息子の 召使となって 長崎に行ったとき ----- そこで オランダ語を 勉強 ----- 家老の息子は ----- 嫌な奴 ----- 1年後 長崎から 逃げ出して ----- たどり着いた 大阪でも オランダ語を ----- 猛勉強 ----- 入った学校の トップとなって ----- 殿様は諭吉を オランダ語の 教師に採用した ----- 諭吉は江戸へ 藩の学校で 教えつつ ----- 今度は 英語を ----- 猛勉強 ----- 幕府が出した 咸臨丸(かんりんまる) に乗り ----- アメリカに行ったのは 1860年の春 ----- カリフォルニアの春は すばらしい ----- 自由と民主主義も ----- すばらしい ----- 諭吉にとって アメリカは ----- 極楽世界 ----- いっぽう日本は まだ江戸時代 ----- 仕事は代代親と同じ 能力に応じて 好きな仕事には つけない ----- 幕府の通訳になった 諭吉は ----- 今度はヨーロッパに 派遣され ----- そこで西洋文明の 6つの条件を 知った ----- (1) ----- 個人の自由の尊重 ----- (2) ----- 信教の自由の保証 ----- (3) ----- 科学技術の促進 ----- (4) ----- 学校教育の充実 ----- (5) ----- 法治主義と産業の育成 ----- (6) ----- 国民の福祉の向上 ----- これが 文明政治の6条件 ----- ぜんぶまとめると ----- (1)個人の自由の尊重 (2)信教の自由の保証 (3)科学技術の促進 (4)学校教育の充実 (5)法治主義と産業の育成 (6)国民の福祉の向上 ----- 簡単にいうと ----- なるだけ自由に ----- でも勉強はしっかりと ----- そうすれば誰でも 豊かになれる ----- これが 『学問のすすめ』 の中身 ----- ご静聴ありがとうございました
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