直接入力と英数入力モードで使用するキーボード配列を設定します。 通常の QWERTY 配列から、いわゆる ASCII 配列、Dvorak 配列、 Cloemak 配列といったキーボード配列の設定ファイルを多数収録しています。 このページの下部に掲載する直接入力用配列一覧をご覧ください。 この他に、作成方法は後述しますが、ユーザーが独自に作成した直接入力用配列を使用出来ます。
.\data\lang 以下の直接入力用配列用の設定ファイルを列挙します。 設定ファイルを編集するには、DvorakJ:レファレンスマニュアル:キー配列:直接入力用配列を参照してください。
英語向け以外の設定ファイルを使用するときには、DvorakJ:レファレンスマニュアル:キーボード:入力全般の「特定の文字や記号につき IME を経由せずに直接出力する」を有効にしてください。そのように設定しないと IME が自動的に有効になってしまいます。
コマンドプロンプト（や Cygwin）のコンソール・ウィンドウでは IME の状態を適切に操作できません。 正確には、ConsoleWindowClass というクラス名を持つウィンドウについては IME の状態を外部から変更できないのです。 この現象に対処するため、そのようなコンソール・ウィンドウが最前面にあるときには直接入力のみを使用します。
日本語入力中に、変換候補窓中に表示される変換候補をアクセスキーから選択できるようにします。 有効にしないと、変換候補窓を表示しているときでも日本語入力用配列を使用し続けます。 日本語入力用配列によっては、この設定を有効にしなくても変換候補をアクセスキーから選択できます。
日本語入力中に全角英数または半角英数入力モードに切り替えたとき、直接入力用配列を使用します。
Windows の仕様上、中国語 (Pinyin）の全角モードとGoogle 日本語入力や Microsoft IME のひらがなモードを区別できません。 Windows が通知する変換モードの値がどちらも 9 という数値を返してしまうのです。
この設定を有効にすると、使用しているモードが中国語 (Pinyin）の全角モードだと見なします。 そうでなければ、日本語入力のひらがな入力を使用していると見なします。