DvorakJ:レファレンスマニュアル:キー配列:テンキー

• 設定ファイルの保存場所
• 設定ファイルの形式
• 記述する内容
• コメントアウト
• 表の形式
• 設定例

設定ファイルの保存場所

user フォルダ内に設定ファイルを配置します。 DvorakJ の自動更新時には data フォルダ内の設定ファイルを上書きしますので、data フォルダには設定ファイルを置かないで下さい。

設定ファイルの形式

設定ファイルの形式については、 shift-jis か utf-8 の文字コードのテキストファイルとします。

記述する内容

コメントアウト

/* */ で括った箇所については、何ら読み込みません。

表の形式

• [と]のあいだに、 | で項目を仕切った表を作成します。
  • その表中の各項目には、該当するキーを打鍵したときに出力する文字を記述します。
  • ただし、 | の直前に半角空白をいくつ記述しても、半角空白を出力しません。半角空白を出力するには {Space} または {空白}と記述する必要があります。
  • | を出力するには @@@ と記述します。
  • すべての文字をUnicode 文字として直接出力するには、設定ファイルの一行目に そのまま か 直接 と記述します。
• [の直前に-NumLockと書くと、Num Lock が有効なときの挙動を変更します。
• [の直前に-NumLock, と書くと、Num Lock の有効・無効に関係なく、挙動を変更します。

設定例

以下のように設定すれば、電卓型のテンキーとカーソル移動等を通常通り使用します。

/* Num Lock 有効時 */
-NumLock[
           |{NumpadDiv}|{NumpadMult} |
{NumpadSub}|{NumpadAdd}|{NumpadEnter}|
{Numpad7}  |{Numpad8}  |{Numpad9}    |
{Numpad4}  |{Numpad5}  |{Numpad6}    |
{Numpad1}  |{Numpad2}  |{Numpad3}    |
{Numpad0}              |{NumpadDot}  |
]


/* Num Lock 無効時 */
[
            |{NumpadDiv} |{NumpadMult} |
{NumpadSub} |{NumpadAdd} |{NumpadEnter}|
{NumpadHome}|{NumpadUp}  |{NumpadPgUp} |
{NumpadLeft}|            |{NumpadRight}|
{NumpadEnd} |{NumpadDown}|{NumpadPgDn} |
{NumpadIns}              |{NumpadDel}  |
]

以下のように設定すると、電卓型のテンキーのみ使用します。

/* Num Lock 有効時と無効時 */
-NumLock, [
           |{NumpadDiv}|{NumpadMult} |
{NumpadSub}|{NumpadAdd}|{NumpadEnter}|
{Numpad7}  |{Numpad8}  |{Numpad9}    |
{Numpad4}  |{Numpad5}  |{Numpad6}    |
{Numpad1}  |{Numpad2}  |{Numpad3}    |
{Numpad0}              |{NumpadDot}  |
]